2018年6月11日(月)。私は極度の近視+乱視なのですが、最近近くが見えにくくなりました。スマホでマンガなどを読む場合、メガネを外さないとよく見えないのです。これは「老眼」になったことを意味するそうです。44歳にして老眼というのはややショックですが、まあ仕方ないですね。
さて今日はギプスを開けて傷の状態を確認しました。回転式のカッターで硬いギプスをカットしました。もちろん、こういう作業をやるのは若いF先生です。「このカッターは皮膚は切れないから大丈夫です」と言われましたが、正直不安でした。しばらくカッターで作業した後、S先生がギプスの切れ込みに器具を差し込んでベリッと半分に割りました。
傷の状態を確認したところ、「ほぼ大丈夫」とのことでした。傷の一部がまだ湿っているので、そこには軟膏を塗るように言われました。なんだか急に治療が簡単になって拍子抜けしました。
F先生が創外固定の傷のところを抜糸しました。慣れていないようで糸がなかなか切れず、見ていると変な汗が出てきました。抜糸した部分と、湿った傷の部分には絆創膏みたいなのを貼り、カットしたギプスの下半分(これをシャーレというそうです)を足に当てがって包帯でぐるぐる巻きにして終わりました。前回の処置に比べると格段に簡単でした。
もうこれでビニール袋を付けずにシャワーを浴びても良いと言われました。ただ、湯船に入るのはまだダメだそうです。足首を曲げるリハビリをして松葉杖で歩ければ、今週中にも退院だと言われました。急展開でビックリしましたが、退院できるのは嬉しいです。ただ、「左足に体重はかけられないからね」と注意されました。
S先生によると、松葉杖の時期がある意味一番危険なのだそうです。骨はまだ固まっていないので、転んで足首をひねるとアウトです。転びそうになったら、左足をついてでも安定を保つようにしたほうがいいと言われました。また、ベッドの上ならシャーレと包帯は外してもいいと言われました。ただし、寝るときと車イスで移動するときはぶつける危険性があるので、シャーレを付けたほうがいいそうです。
さて10時からシャワーです。包帯を解いて絆創膏も剥がして、手術後初めて生の足でシャワーを浴びました。どういうわけか、これがものすごい恐怖でした。傷が生々しいのに、これを直接洗うなんて大丈夫なのかと思いました。看護師さんは「泡でホイップを作って優しく洗ってください」と言うのですが、そもそもホイップができません。シャワーのお湯で軽く流す程度にしておきました。
なにげなく左足の裏を触ったところ、戦慄しました。なんと白い糊のようなものがべったりと付いているのです。よく見ると、血のようなものも混じっていました。気色悪くて、泣きそうになりました。あとで看護師さんに聞いたのですが、どうやらカカトの角質がふやけて糊状になったようです。私は怖くて左足をイスに置くことができず、ひたすら足を上げてシャワーを浴びました。
シャワー室を出てベッドに横になり、足をうちわであおいで乾燥させました。看護師さんが木のヘラで傷に軟膏を塗り、絆創膏を貼って包帯を巻いてくれました。この状態で足首を動かす練習をしなくてはならないのかと思うと、気分が滅入りましたが、しばらくすると洗濯でもしようかなという気になりました。
14時30分からリハビリです。この前の女の人でした。いつものストレッチに加え、足首を上下に動かす練習をしました。ベッドの上ではシャーレを外し、足首を動かす練習をした方が良いそうです。
(ギプスをカットしているところ)
(動画です。音がでかいのでご注意ください)
(外側の傷⇒一部湿っていましたが、ほぼ乾いていました)
(内側の傷)
(創外固定の傷のところを抜糸しています)
(ギプスを半分にカットして再利用する「シャーレ」という形態になりました)
0 件のコメント:
コメントを投稿