シマヘビの赤ちゃん、エサを食べる

2015年10月22日

ペット ヘビ 生きもの 爬虫類

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※ヘビの嫌いな方ごめんなさい。m(__)m

シマヘビの赤ちゃんがエサを食べてくれましたので、一部始終を記録しておきます。




以下、メモ書きです。


◇     ◇     ◇


1日目
荒川の河川敷で赤い幼蛇を発見。一瞬毒蛇かと思うほど赤かった。後で調べたら、シマヘビの赤ちゃんだった(この時の記事)。


2日目
ペット屋で「ピンクマウスS」を100匹購入。解凍して与えると、そこそこ興味は示すものの、食べてくれない。この後、1日1回のペースで試みるも、全て失敗。


6日目
荒川でアマガエルの成体を3匹捕まえてきた。たぶん、大きすぎて食べられないと思うので、ピンクマウスSにカエルの粘液を付けてシマヘビに与えてみたが、食べてくれなかった。

少し脱線するが、アマガエルが予想以上に可愛らしく、このまま飼ってみることにした。なんとアマガエルは10年以上生きるものもいるのだそうだ。高さのあるプラケースに新聞紙を敷いて、夏越ししたシクラメンを入れ、水場を置き、樹上性のため、木の枝を入れた。枝の上が好きなようで、なかなか可愛らしい。ただし、カエルのエサにはコオロギが必要だ。また以前のようにヨーロッパイエコオロギの赤ちゃんを育てるべきなのだろうか。




7日目
驚いたことに、白かったアマガエルが次の日には緑色になっていた。シクラメンの葉の色に影響されたのだろうか。そのうちの1匹は大きな声でぎゃぎゃぎゃと笑い声のように鳴くので、とても可愛らしい。

なお、シマヘビのケージには以前ヒバカリの飼育で使っていた流木を入れた。住処として利用してくれているようで、少しは落ち着いてくれたような気がする。


9日目
とある爬虫類店でヨーロッパイエコオロギ(イエコ)を100匹購入。イエコの飼育環境を整えると、今度はイエコが可愛らしくなってしまった・・・。




11日目
ついにシマヘビがピンクマウスSを食べてくれた!エサが消えてお腹が太くなっていたので間違いない。爬虫類店でイエコを買った際、女性の店員さんから聞いたヘビ飼育のアドバイスが役立った。うまくいったポイントをまとめてみる。

(1)環境に慣れさせたこと。ヘビは警戒心が強い。ケージの中に流木の隠れ家と水入れを用意し、数日間何もせずに放置しておいたのが良かったようだ。隠れ家で休んだり、水入れで水浴したりする様子が観察できたので、少なくともガチガチの緊張状態ではなかったと思われる。

(2)環境を常温のままにしたこと。その店員さんは「シマヘビは外気温の中で暮らしているので、変にケージを温めるとストレスになるかも」と言っていた。そこで、シート状のヒーターなどは使わず、そのまま22~23℃の部屋に放置しておいた。ピンクマウスも冷め切っていたと思うが、問題ないようだ。

(3)エサを少し切ったこと。店員さん曰く「ピンクマウスを半分に切ったり、鼻や首を少し切って血の匂いを出すと食いつきが良くなる」とのことだったので、腹部を軽く切っておいた。その匂いに釣られたのかどうかは分からないが、食べてくれたのは事実だ。

(4)置き餌にしたこと。慣れていないヘビの場合、目の前でエサをちょろちょろ動かしたりしても食べてくれない。今回、解凍したピンクマウスに直接触れて思ったのだが、想像以上に熱かった。レフランプで加熱・解凍すると、ちょうどいい頃合いだと思っても、見た目以上に熱々になっているようだ。こんな熱いものをヘビがすぐに食べるわけがない。置き餌にした方が適度に冷めてくれると思う。

(5)早朝に狙いを定めたこと。シマヘビは、夜は流木の下に隠れていて、早朝になると水入れの中で水浴したりしていた。その生活リズムに合わせ、前日の夜にエサを置いておき、翌朝確認する手法を取ったところ、狙い通りに食べてくれた。


↓この流木の下に隠れている。


流木をどかすとこんな感じ。


水浴する様子。



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