以前、一緒に仕事をしていた大先輩に、「子供はどうやって育てたらいいのでしょうか」と聞いたことがありました。すると、その先輩は即座に「雑草のように育てるのが一番だよ」と教えてくれました。
そういえば、私の母は小さい頃に父親(祖父)から「ぺんぺん草」と呼ばれていたとどこかで聞いた記憶がありました。きっと雑草のようにたくましく育ってほしいという思いが込められていたのだろうな~などと勝手に想像しました。
それにしても、いろんな種類の雑草があるのに、なぜ「ぺんぺん草」と呼ばれていたのだろうかと思い、さっそく本人に電話で聞いてみました。
すると、母は赤ちゃんの時に自分で自分のことを「ぺん、ぺん」と呼んでいただけで、父親から「ぺんぺん草」などと呼ばれた覚えはないと言うのです。(゚д゚)!
私の脳裏には、子供時代の母に「お前はぺんぺん草みたいなやつだな(笑)」と優しく語りかける祖父のイメージが焼きついているのですが、どうやらそれは私の勘違いだったようです。
考えてみれば、「ぺんぺん草みたいなやつ」とは、一体どんな奴なのか。「野菊のような人だ」といえば美しいイメージですが、ぺんぺん草だとどうなのでしょう・・・。
ところで、大先輩から「子供は雑草のように育てるべし」とアドバイスを受けながらも、私はいまだにそれをうまく実行できずにいると感じます。雑草のように育てたいという希望は持ちながらも、ついつい子供を甘やかしてしまうのです。まだまだ修行が足りないようです。
◇ ◇ ◇
ちなみに、母が自分で自分のことを「ぺん」と呼んでいた理由はハッキリとは分かっていないそうです。また、うちの姉は赤ちゃんの時、自分のことを「ぼう」と呼んでいたそうです。さて、うちの子供はどうだったか・・・。よく覚えていません。(^^;
(ぺんぺん草=ナズナのいい写真がないので、マメグンバイナズナで。)
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