親から受け継ぐ

2018年3月10日

園芸 雑談

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どうやら私は父親に似ているらしいのです。中学か高校の頃、実家を訪ねてきた父の知り合いが私を見て、「お父さんの若い頃にソックリだ!」と仰天したのを覚えています。

でも、私は密かに「似ているのは外見だけで内面はまったく違う」と思っていました。なにしろ、父は映画というものをほとんど見ません。見るのはニュースやドキュメンタリーなどです(ただし、朝の連続テレビ小説は好きなようですが)。それに比べて、私は映画が大好きです。

仕事も違いました。父は機械加工を手がけますが、私は工学部に進みながらも、結局はメーカーに就職しませんでした。

ところが、歳を取るにつれて、私は父に似てきたように感じます。その代表例が、園芸を好きになってしまったことです。父の趣味は園芸です。歳を取ると、誰でも園芸好きになるのかもしれませんが、まさか自分が園芸をやるとは思いませんでした。(^^;

うちのささやかな花壇には、父からもらったサザンカやアジサイ、クンシランなどが植わっています。父から受け継いだ植物は地味ですが、生命力は強いです。クンシランなどは今年の大雪で大ダメージを受けましたが、元気に生きています。室内に取り込めよと言われそうですが、大きくてなかなか動かす気になれず・・・。

ところで、私が生きものを好きなのは、母親に似たのかもしれません。母は高校の時、生物クラブだったか、そんなのに入っていたのだそうです。そういえば、母からもらったミニバラも、これまた生命力が強いです。毎年チュウレンジバチ(チュウレンジハバチともいうらしい)の幼虫に葉っぱを丸坊主にされ、コガネムシの幼虫に根っこをほとんど食べられながらも、毎回復活して元気に育っています。すごい根性です。


(右端が私、その隣が父。そんなに似ていない気もしますが・・・)


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都市農業公園の花ボランティアに参加しています。自然や生きものが好き。

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