最近、歯医者に通っています。本来は定期的に歯のチェックを受けるべきなのでしょうが、私は歯医者が苦手なので本当に困らないと自分からは行きません。今回は虫歯が痛くなり、生活に支障が出始めたので、しぶしぶ出かけました。
骨粗しょう症の治療薬である「プラリア」を投薬していることを示すカードを提示しました。が、今回の虫歯治療とはあまり関係がないようです。抜歯が必要な場面などで必要になるのでしょう。
初回は長年歯医者さんに行っていなかったために溜まってしまった歯石をガリガリと削りました。うがいをすると、血とともに歯石がバラバラと出ました。これは嬉しいですね。
次の回では歯茎に麻酔をし、虫歯の部分を削って神経をブチっと引っこ抜きました。いつ抜かれたのかはわかりませんでしたが。歯の根っこの穴(根管)は次回綺麗にするので、今回はセメントみたいなもので埋めました。
ところが、削った歯の端がカミソリのように尖っており、そこに舌が当たって痛いのです。最初は我慢していたのですが、そのうちにまともに喋れないほど痛くなってきました。そこで歯医者の先生に相談すると、カミソリのような部分を削って丸めてくれました。たった10秒ほどの作業で痛みがなくなりました。しかも無料です。これはありがたかったです。
次の回。神経を抜いた穴を綺麗に掃除し、薬剤を詰め込みます。「根管治療」というやつです。歯医者さんの腕の見せ所のようです。
どうやっているのか見えないのですが、ほっぺたの内壁に針金のような電極をかけ、細い器具(ファイル)を根管に差し込むと機器がピーピー言うので、弱い電流を使って根管の深さを把握しているものと思われます。
ファイルをぐっと引き抜くと、根管の内壁が削り取られるようで、かなりの抵抗があります。それを何度も繰り返して穴を綺麗にし、中に薬を詰めます。これもグイグイと容赦なく詰めるので、アゴがパクパク勝手に動いてしまいます。レントゲンを撮影して終了でした。
その後、油断してポテトチップスを食べたら、表面のセメントが取れてしまい、再度出かけて無料で直してもらいました。表面のセメントを取ると、中は大きな空洞になっていました。その下に薬の詰まった根管があるはず。次回、薬がきちんと詰まっているかレントゲンで確認できたら、空洞に金属か何かで土台を形成するそうです。それが済んだら型をとって、被せものを作り、上に被せて終了となるはずです。
歯医者さんに行って思ったのは、昔に比べると優しい先生が多いし、器具も進化しているようで、患者への負担がずいぶん減っているのではないかということ。歯医者さんを怖がる子供も以前に比べたら減っているのではないでしょうか。うちの娘もちょうど今、同じ歯医者さんに通っているのですが、毎回ケロッとしています。たぶん、先生が優しいのでしょうね。昔は怖かったです。
(写真はイメージです)
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