塩わかめと長平の話

2019年3月24日

雑談

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私は新潟・柏崎の実家からいろいろと食材をいただいています。ありがたいことです。本当に助かっています。

最近特に美味しかったのが東の輪からいただいた「塩わかめ」。さっと塩を落として味噌汁に入れると、体に足りなかった海の栄養素を一気に吸収できるような感じがして元気が出ます。

私はこの時、吉村昭さんの小説「漂流」を思い出します。江戸時代の史実に基づいた漂流記です。

無人島の伊豆鳥島に漂着した船乗りたちは、アホウドリの肉ばかり食べて栄養失調(脚気)になり、寝続けた結果、次々と死んでいきます。

その危険性に気づいた主人公の長平は、積極的に磯に出て海藻や貝を食べ、体を動かし、規則的な生活を心がけることで、故郷への帰還を果たすのです。

一方、自分自身の生活を振り返ると、つい安い食材を求めて100g/67円、時には100g/37円の鶏のムネ肉をよく食べます。そして運動不足です。これはもう、死んでいった船乗りたちと同じではないかと。(^^;

そんな中、いただいた塩わかめの味噌汁を飲むと、不足していた磯のミネラルを吸収し、長平のように生き残る気力が湧いてきます。

あとは運動をして、規則正しい生活を心がけることです。職業柄、規則正しい生活は難しそうですが、長平を見習ってがんばりたいと思います!


(左が塩わかめ、右がアミエビ(ツノナシオキアミ)。アミエビも美味しいです。プランクトンを食べる海洋生物の気持ちになれます)


◇     ◇     ◇


おまけ:

言ってることとやってることが違うのですが、今日は久しぶりに家族でブロンコビリーに食べに行きました(笑)。娘に塩わかめの味噌汁を勧めたところ、受け入れてもらえず・・・。(^^;




フライ兄にくっついています。






帰り道、都市農業公園の江戸彼岸が綺麗でした。




これは近所のユキヤナギ。




同じく近所のソメイヨシノ。早くも花見客で賑わっておりました。




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