2019年3月8日(金)。最終日である。朝7時に起きた。睡眠時間は5時間。疲れが取れていない。もう観光をサボって寝たいところだが、がんばって朝食。
今回の出張は思ったよりも疲れた。体中のエネルギーが持っていかれた感じだ。顔もひどい。徹夜明けのおっさんという感じだ。
ホテルのチェックアウトは11時なので、それまでローザンヌ大聖堂を見に行った(こちらは別掲予定)。
11時にチェックアウト。鍵を返すと「パーフェクト!」と言われて完了した。
WiFiが通じるホテルのロビーでSNS。こういう時、SNSをやるのは楽しい。
(ホテルにあった地図。今回はレマン湖に沿ってローザンヌとジュネーブの間を行ったり来たりした)
(可愛い鳥の置きもの。野鳥はスズメ、カラス、ドバトくらいしか見なかった)
◇ ◇ ◇
電車でジュネーブ空港に向かう。思わず寝過ごしそうになってしまった。
さて空港はセキュリティーチェックがどこにあるのかいまいち分からなかったが、規模が小さいので、ここは違うなと消去法で歩いていたら、たどり着いた。
検査はゆるく、係官の対応も丁寧だった。水があるか聞かれて、水を飲み干した。「このあと水を汲めるから、ペットボトルは捨てなくていいわよ」と教えてくれた。優しい係官だった。
お土産で迷う余力もなく、目の前にあったものをエイヤと買ってゲート「A5」へ。飛行機は30分ほど遅れて飛び立った。もう眠くて気を失いそうだ。
(雲の中から山が突き出ていた)
(この地球という星には人間がたくさん棲み着いているな~と感じてしまう)
寝ている間にフランクフルト空港に到着。
バスで空港内をしばらく走り、ルフトハンザのマークが付いた建物に移動。
電光掲示板で確認すると、羽田行きは「Z52」ゲートだ。Zを目指してしばらく歩く。途中、出国審査があったが非常に空いており、すぐに通過できた。
さすがドイツ。空港にはBMWが展示されていた。お店もクルマをうまく使っていた。
観光客向けの安っぽいアインシュタイン像があった。
Z52のエリアは日本人がうじゃうじゃいる。不思議なもので、日本人グループの会話を聞いていると、なんだか神経がすり減るような感じがした。
日本語だと意味以上にその場の空気を意識した複雑な気持ちを感じ取ってしまって疲れる。特にグループの会話だと、それを強く感じる。私はいつも一人で行動しているから、こういうグループは苦手だ。
海外出張はいろいろと大変だが、空気を読み合う日本の神経戦から離れ、客観的な事実に沿って自分で判断し、行動できるのはありがたい。その方が精神的に健全な気がする。
乗り継ぎ時のセキュリティーチェックはなかった。行きの飛行機ではあったのだが。これはありがたい。水を捨てずに済む。
◇ ◇ ◇
羽田行きのルフトハンザ機はシステムが古く、前面のタッチパネルが全く言うことを聞かない。静電容量式ではなく、抵抗式?指先が痛くなるほど強く押さないと反応しない。
それでも映画は楽しめた(以下ネタバレを含みます)。
「シュガー・ラッシュ:オンライン」。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。喜び勇んで見たが、うーむと考えてしまった。インターネットの世界がかなり工夫してあったし、ディズニーじゃないと実現できないプリンセスキャラ勢ぞろいだったし、スローターレースの歌が最高に面白かったし、ラルフとヴァネロペの結末も正しい判断だと思うけど、ちょっと寂しさを感じた。
そもそも、シュガーラッシュの中心的キャラがゲームからいなくなったら、ハンドルうんぬんじゃなくて、もう「故障中」になるのではないかと思った。っていうか、これって完全に「ターボ」じゃないの?いいのか?と。ただ、ヴァネロペの可愛らしさは健在で見ていて楽しいし、いろんなネタが散りばめられていて、何度でも繰り返し観られると思う。ラスボスのラルフバグが気色悪すぎ。
再び「ボヘミアン・ラプソディ」。善を思い善を語り善をなす。前歯が4本多いってどういうこと?
「プーと大人になった僕」。英語だったので少し眺めただけだが、100エーカーの森の住人たちは驚くほど可愛らしく良くできていた。
さて、眠いのに左足のケガをした部分がピクピク痙攣して寝られない。なぜか暑くなってきたため、服を脱いだりした。それでも気がつくと寝ていたようで、体力がぐっと回復していた。エコノミークラスの機内で体力が回復するとは思わなかった。
客室乗務員さんのいるところに窓があり、そこから翼やエンジンがよく見えた。こんな風に見られるなら、席は通路側が絶対に良い。今回は搭乗23時間前のオンラインチェックインで通路側を確保できた。
気がつくと、かなり寝ていたようで着陸まで2時間もない。最後にシュガー・ラッシュ:オンラインをもう一度見た。よく見直すと、これでいいのかなと思う。親と娘みたいなもんだから、離れるのは仕方がない。普段はネットでつながっているけど、実際に会う機会はだんだん減っていく。みんなそうなっていく。嫌なことだけど、それが正しいことなのだ。だから、5月の連休には自分も実家に帰ろうかなと思った。映画ではインターネットの中で一緒に過ごしているラルフとヴァネロペの様子も描かれていて、ちょっとホッとした。フェリックスは結婚、ヴァネロペはやりたいことをみつけたのだから、ラルフは次回結婚させてやらないと可愛そうだ。相手は誰だろう。
羽田着。
日本の空港は本当に綺麗で最新式だ。海外の空港と違ってドラえもんの未来の世界みたい。それなのに日本企業の国際競争力が低いってのはなぜなんだろう。信じられない。
13時30分にモノレール。天気が良く初夏の陽気。花粉が心配。速攻でマスクを着けた。海外から見ると日本の電車はアナウンスが過剰でうるさいかも。あと座席1人分の幅が狭すぎて大柄な人は窮屈かも。高密度都市の東京では仕方ないのかもしれないが。
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