新型コロナのニュースを見ていると、つい「風の谷のナウシカ」や「寄生獣」といった作品を思い浮かべてしまいます(以下、ネタバレあり)。
これらの作品では、人間が勝手に自然界のバランスを壊した結果、今度は自然からしっぺ返しを食らいます。それは一見すると“敵”に見えますが、地球全体のバランスを考えると、本当は人間のほうがよほど悪いのです。
ナウシカに出てくる“腐海”は人間に猛毒の瘴気を浴びせかける一方で、人間が汚染してしまった土地を長い時間をかけて浄化します(という設定です)。
(本当は腐海やナウシカたちは、大昔の人間が設計した人工生命体であり、人間は腐海によって世界を浄化した後、復活するつもりでしたが、そんな勝手は許さねーぞ!とナウシカがぶっ潰します)。
また、寄生獣に出てくる“寄生生物”は、人間に取り付いて他の人間を食べることで、増えすぎた人間の数を減らします。
確かに、生態系のピラミッドの上の方にいる生きものは数が少ないはずなのに、人間はとんでもなく数が多いです。これは変なことです。
(空から地上を見ると、人間のすみかで埋め尽くされています)
近い将来、AI(人工知能)が人類の知性を超える“シンギュラリティー(技術的特異点)”を迎えると、「人間は死んだほうがマシ(笑)」とか言い出すかもしれません。たぶん、そんなSF作品もあるのではないかと思います。
まあ、それはさておき、“ダニ博士”として有名な昆虫学者の五箇公一氏の話をYouTubeを見ると、本当にそんなSFみたいな話が現実になってるんだなあ~と驚いてしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿