2020年7月4日(土)。新型コロナウイルスの影響で休止状態だった花ボラが7月から再開することになり、4カ月ぶりに都市農業公園に出かけました。しばらく参加していなかったため、道具類がまとまっておらず、身支度に時間がかかって遅刻してしまいました…。(^^; 遅れて会議室に行くと、すでに初回説明会が始まっていました。
今年度から、花ボラ担当のスタッフさんが岡本さんと安田さんに変わりました。これまでお世話になった浅羽さんは、ビジターセンターに移られました。岡本さんは生物園時代にもお世話になったベテランですから、安心です。彼はハチの専門家でもあります。安田さんは山梨の桂川ウェルネスパークから都市農に来られたそうです。桂川ウェルネスパークは素晴らしい公園と聞きますので、ぜひ行ってみたいです。
説明会では、ボランティアの概要説明のほかに、熱中症対策の説明がありました。今年度は真夏の7月からのスタートとなるほか、マスクを着用するため、例年よりも熱中症になるリスクが高いようです。私は以前、仕事で東京ビッグサイトに行った際に熱中症?のような状態になったことがあります。ひどい頭痛と吐き気に襲われ、体が熱くなってトイレで上半身ハダカになり、頭から水をかぶってしのぎました…。
チャドクガやイラガ、ハチについての解説もありました。例えば、チャドクガの毒針は0.1~0.2mmと小さく、目に見えません。毒針がついた服を他の服と一緒に洗濯してしまうと、他の服にも毒針が付いて大変なことになるのだそうです。
また、ミツバチのように社会性のあるハチは、巣を守るために人を刺すことがあります。その理由は、巣に「我が子」ではなく、「妹たち」がいるからだ、という説明が面白かったです。働きバチは全員メスで、同じ女王から生まれた姉妹なんですね。普通、生きものは自ら繁殖して遺伝子を残そうとしますが、ハチの場合は自分と同じ遺伝子を持つ「妹たち」を守ることで、遺伝子を残そうとするそうです。その方が生存戦略上は有利なんですかね~。面白いですね。
園内を散策
スイセンとチューリップの球根はスタッフさんが掘り上げてくれたようです。とはいえ、4カ月も間があいたので花壇はすっかり変わっていました。
田んぼは、一部イネが植わっていましたが、大部分は水草状態でした。こんな光景は初めて見ました。あらためて新型コロナの影響の大きさを感じます。再開した花ボラも、今後の感染状況によっては、再び休止になるかもしれないですね…。
まあ、生きものたちにとっては、住みやすそうな雰囲気もありますが…。カエルたちが元気に鳴いていました。
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