2014年は午年ということで、上野動物園で“日本の在来馬”を見てきました。在来馬とは、日本で昔から飼われていた馬のこと。日本には8種いるそうですが、現在では数が減って8種すべてを合わせても2000頭に達しないそうです。パンダの数が1600頭くらいだそうですので、パンダ並みに珍しい生きものといえそうです。
上野動物園には日本の在来馬のうち、木曽馬、与那国馬、野間馬、トカラ馬の4種がいるそうです。この子は与那国馬かな?体が小さく、とてもかわいらしいです。
この子は木曽馬かな?
この子は野間馬?
在来馬のことをクイズ形式で学べるイベントが開催されていました。
例えば、在来馬と外国の馬の違いは何?という問題。
答えは「大きさ」と「ごはん」だそうです。大きさに関しては、実物大の絵を使って比較してくれました。奥の大きな馬がイギリスのシャイヤー、手前の小さな馬が日本の在来馬です。12歳の女の子が比較のためにステージに上がりました。ちなみに、ごはんに関しては、海外の馬が栄養価の高い穀物を必要とするのに対し、日本の在来馬は栄養が少ない草でOKとのことでした。
在来馬が少なくなった理由は何?という問題。
答えは、すべてだそうです。自動車やトラクターなどが普及し、馬が必要なくなったほか、戦争で馬を使わなくなったというのもあるんですね。なお、競走馬やポニーはすべて外国の馬なのだそうです。
上野動物園では数が少ない日本の在来馬を大切に育てているそうです。
外国の馬ですが、シマウマも人気でした。
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