川あるきの日(江北橋左岸)、オシロイバナの落下傘

2015年10月18日

荒川ビジターセンター 自然観察 生きもの 川あるきの日

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荒川ビジターセンターの自然観察会「川あるきの日」に行ってきました(前回の様子)。今回のコースは江北橋~扇大橋左岸。参加者は大人だけ(常連さんだけ)で、なかなか楽しい回となりました。(^^)

浅羽さんが教えてくれたオシロイバナの落下傘。子房を引っ張ると、長い雌しべが出てきて、ちょっと可愛らしいパラシュートになります。高いところから落とすと、回転するかな?と思ったのですが、そんなに回転しませんでした(少しは回ったような気がしましたが)。(^^;




オシロイバナの実を割ると、中から白い粉が出てきます。これをおしろいのように顔に付けて遊ぶと親に怒られたと参加者の方が言っていました。なんで怒られるの?と聞いたら、皮膚病の「はたけ」になるから(またはそのように見えるから?)という答えでした。一方、ネットで調べたところ、白い粉は胚乳(でんぷん)であり、江戸時代にはおしろいの代わりにも使われていたとあります(参考ページ)。たぶん、親たちは皮膚病の子への配慮など、いろんな思いを込めて、顔に付けちゃダメ!と言い聞かせていたのでしょうね。




右岸側ではハーフマラソンが開かれていたようで、自転車がみんな左岸側に集中していました。




クビキリギス。驚くほどたくさんいました。




褐色個体。




コガネグモのメス。




ドヨウオニグモのメス。巣も綺麗でした。




アカハネナガウンカ。ひょうきんな顔をしています。




エビガラスズメの幼虫。道を横断している個体が何匹もいました。




ホトケノザが咲いている!春かと錯覚してしまいます。




ナズナも咲いてる!




アキアカネのオス。胸の側面に途中で切れた黒色条があり、その先端が尖っているのが特徴。




セイヨウタンポポ。




トノサマバッタ。後翅に黒色帯がないので、跳ぶとちょっと綺麗。




エンマコオロギのメス。簡単に見つかるかとおもいきや、この子しか見つかりませんでした。




トビ(とんび)。遠くでうまく撮れなかったけど、上昇気流を使ってぐるぐる旋回しながら高度を上げていました。




マルカメムシ。




セイタカアワダチソウにせせりん(イチモンジセセリ)。




カナムグラ。左の赤いのが雌花で、右が雄花。




写真はありませんが、オギの葉を飛ばす遊びを浅羽さんから教えてもらいました。冒頭のオシロイバナの落下傘といい、とても新鮮で、大人でも夢中になりました。(^^;


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