SAL70300Gを修理に出す

2015年10月8日

電子機器

t f B! P L


ソニーのカメラレンズ「SAL70300G」が故障し、修理に出しました。直って返ってきましたので、一部始終を記録しておきます。フードがバカでかいのですけど、なかなか良いレンズで個人的に気に入っております。主に野鳥の撮影用です。






以下、メモ書きです。


◇     ◇     ◇


久しぶりに「SAL70300G」を使ったところ、AFがうまく働かず、遠くにピントが合わない。


(こんな感じ)


近くの物体にはAFでピントが合うし、ピントを手動で無限遠(∞)に戻してから使えば、遠くにも合う。しかし、ピントが近くに合った状態からAFで無限遠方向に持って行こうとすると、モーター(SSM)が動かない。あまりに近いものにピントを合わせようとすると、モーターがピーと音を立てて回転し続けるほか、時にはピントが行ったり来たりを繰り返す。また、電源を切ってもレンズのピント位置が無限遠に戻らない。α77IIでもα65でも同じ症状が出るから、レンズが故障したものと思われる・・・。(T_T)

対処法として、修理以外に新モデルの「SAL70300G2」を買うという選択肢も考えたが、値段が高いので諦めた。


◇     ◇     ◇


まず、ソニーの修理相談窓口は0120-222-330、受付時間は月~金:9:00~18:00、土日祝:9:00~17:00。電話がつながったあと、製品別短縮番号「402 #」をプッシュする。→電話が混み合っていてつながらなかったので、パス。

修理窓口に持ち込む場合は、「サービスステーション秋葉原」が近い。営業時間は月~土が10:00~18:30、定休日は日・祝。→予約不要とのこと。ここは受付のみで、実際の修理は工場に送って行うらしい。

とりあえず、現物を持ってサービスステーション秋葉原へ。最寄り駅は秋葉原ではなく、銀座線の末広町である。末広町から歩いてすぐ。

サービスステーション秋葉原はまあまあ広い。スタッフは2~4名で番号札順に受け付ける方式。自分の前に2人の客がいたが、すぐに自分の番が来た。口頭で症状を伝えると、工場で検査しないと分からないという。1週間ほどでケータイのSMSに見積もりなどの連絡が入る予定。問い合わせの場合は電話が来るらしい。


◇     ◇     ◇


その2営業日後、下記のようなSMSが来た。

XX様
ソニーから修理完了に関するご連絡です
型名SAL70300G
金額29246円
ご案内http://vb2.jp/zw3pmhm

あっという間に直ってびっくりした。金は結構かかってしまったが、保証期間をすぎていたのだから仕方がない。SMSを受け取ってすぐにソニーサービスステーション秋葉原に取りに行った。伝票によると、問題の症状が確認され、フォーカスセンサーに不具合があり、交換の上、各部の点検清掃をしたとある。具体的には「ステーターセット」が動作不安定で交換したと書いてあった。この部品が1万3000円ほど、技術料が1万4000円とある。まあ、妥当な線なのだろう。

その場でAF機能をチェックしたところ、問題なく直っていることが確認された。3カ月以内に同じ症状が出た場合は明細を持っていくと直してくれるらしい。

ところで「ステーター」って何だろうと思い、ぐぐったところ、超音波モーター(SSM)の圧電素子がある固定子のことらしい。ここに位置検出用のセンサーも組み込まれているらしく、そのセンサーに不具合が生じてステーターごと交換になったようだ。ということはSSMが新しくなったようなものなので、ちょっと嬉しいかも。→しかし、AFのスピードはまったく変わらなかった・・・。


◇     ◇     ◇


ということで、これからの野鳥の季節は、修理したSAL70300Gで乗り切りたいと思います。


(手頃な野鳥がいなかったのでアキアカネで)


このブログを検索

自己紹介

自分の写真
都市農業公園の花ボランティアに参加しています。自然や生きものが好き。

ブログ アーカイブ

ページビュー

QooQ