ホラーテイストな夢の話

2021年4月27日

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また性懲りもなく夢の話を書いてみたいと思います(前回の夢の話はこちら)。今回はちょっとホラーテイストですので、苦手な方も多いかもしれません。が、夢ですのでご容赦ください。(^^;

◇     ◇     ◇

※ここから先は夢の話です。現実とは何の関係もありません。

薬の瓶を奪い合う話

そこは日本ではなく、中国か韓国のようだった。時代も戦時中のようで、子供たちは薄暗い長屋で貧しい生活をしていた。でも、なぜか子供たちは活発で元気があった。平和ボケしている自分はいろいろとショックを受けたが、周りの子供たちは平気な顔をしていた。

さて、長屋には一人の少女が暮らしていた。その子は現代ではすっかり年老いた“大おばあちゃん”になっている。大おばあちゃんは今も生きているのだけど、もう年老いてほとんど喋れず、座ったまま動かない。ただ、若かった時に手に入れた秘密の薬を持っているのだ。

その薬は2種類あって、100ccくらいの小瓶2つに分かれている。1つずつでは効果がないのだけど、2つ混ぜ合わせると、すごい薬になるという。みんなそれを奪い合っていたから、たぶん不老不死とか若返りの薬なんだと思う。

自分が所属する仲間と、敵の仲間がそれを奪い合った。自分は薬の瓶を1つ背中に隠し持つ役目だった。冷たい瓶を背中に入れて逃げ回った。警察みたいなやつが来たり、敵組織の人間が襲ってきたりして、もう大変だった。

最終的に廃墟の窓から瓶を池に投げ入れた。もう1つの瓶も仲間が池に投げ入れた。仲間たちは池の中に次々と飛び込んでいく。すると、みんな昔の子供のころの姿に戻って池から這い出てきた。あ、あいつは昔友だちだった〇〇くんだとか、思ったところで目が覚めた。

言ってはいけない地名の話

大きな沼がある。その沼は生きものがたくさんいて、釣りをすればもう入れ食い状態だ。自分も釣ってみたが、すぐに大きなザリガニのような生きものが釣れた。友人とその池の近くにあるおしゃれなお店で待ち合わせをしている。なぜか池に面している窓から直接店に入った。

友人の1人は中学校の担任の女性教諭だった。でも、顔はまったくの別人である。もう1人は、あか抜けていたので最初は気づかなかったけれど、近所の地味なお姉さんだった。一方、男の方はというと自分と友人のひろしである。合コンか何かのようだった。

酒を飲んで話をしているうちに、先生の若い頃の写真が出てきた。ただ、写真には薄い紙が貼ってあって顔が見えなかった。きっと美人だったんだろうなと思った。一方、近所のお姉さんは内気な人で、いまだに結婚していないという。

このお姉さんは自分が小学校くらいの時に引っ越してきた人だった。引っ越す前はどこにいたの?と聞いたら、「○○○」だという。3文字の地名なのだが、どうしても思い出せない。海の近くの地名のようだったが、ともかくそれは言ってはいけない地名だった。その土地でたくさんの人が死んだらしい。

お姉さんはその事件の後、逃げてきたのだそうだ。自分はその事件のことをよく知らなかったので、後で親に聞いてみた。すると、それはなんとかという事件で、一時期ニュースなどで大々的に報じられたのだそうだ。というところで目が覚めた。

死ぬと樽に入る話

両親の話では、人間は死ぬと、腐乱した自分の体が入った「樽」の中に座った状態であの世に行くのだそうだ。腐乱した体は、生きていた時の証だから恐れる必要はないという。

気がつくと、坊さんか誰かが説法を説いている。それを聞くと両親はすっかり死ぬことが怖くなくなるという風だった。母親などは友達の人と一緒に、聞いたこともない呪文のような言葉を唱えて「死が来たらこれを唱えれば大丈夫だ」と言っている。自分もその境地に達したいものだと思った。

さて、死んで「樽」に入る人は、仏教系やアジア系の人に限られており、ほとんどの人は“欧米系”の道を選ぶのだそうだ。欧米系の道は一見すると綺麗で楽しそうだけど、後で大変なことになるから、樽の方を選んでおいた方がいいということだった。

夜中、池の近くを歩いていると、警察のような男が自分を捕まえにきた。相手が聞いたこともない言葉で話すので、最初は宇宙人かと思ったが、それは自分が死んで、だんだんあの世の言葉を話すようになったから、通じなくなったのだと分かった。

警察のような男は、「あ、こいつはもうあの世に行っちゃってるから、連れていこう」とか話している。連れて行かれた場所には、イルカか何かが踊っていて、みんな楽しそうに行列を作っている。その列に魅力を感じたやつはそっちに行く。そこが欧米系の列なのだ。

一方、そんなところは楽しそうじゃないと思った人はアジア系の「樽」に連れて行かれる。腐乱した自分の体が詰まった樽の中に座って、ベルトコンベアに乗せられて進む。

尻の下にある肉片はぐちゃぐちゃしていて気持ちが悪いし、においもひどい。でもこっちの方が最終的には幸せになれると両親は言っていたし、自分もこちらの方が正解だと直感的に理解した。

前後に並んでいる樽も同じように肉片が入っていて、そこに本人たちが座っている。肉片の量は人によって違っていて、これだけの肉片を犠牲にして生きてきたと分かるようになっている。それは自分が生きてきた証であり、それを見たら今を大切に生きようと誰もが思えるというような話だった(この辺り意味不明)。

さて、欧米系のコースもちょっと見てみたいと思い、行ってみた。欧米系のコースは希望者が多いので、電車のような機械で人々をまとめて輸送していた。こんなところでも機械化が進んでいるのかと驚いた。

最終的にどんな結末を迎えるのか見てみたかったが、自分は欧米系の方には行きたくなかったので、途中で引き返して樽に戻った。そこで目が覚めた。


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