在宅勤務で方言が出る

最近、生まれ故郷の新潟・柏崎の方言が出るようになったと感じます。新型コロナで在宅勤務となり、同郷のカミさんと話す機会が増えたためでしょうか。

同郷の者同士が会話をすると、たいてい方言に気づきません。ところが、東京で育った子どもたちはすぐに気づきます。娘などは、よく面白がって笑っています。

比較的多く出る方言は「～だこて」です。意味は「～に決まってるよ」とか「～じゃないか」に当たるでしょうか。

例えば、誰かの主張に同意し、「そうに決まってるよ、当たり前じゃないか」と言う場合、「そうだこて、当たり前だこてや」となります（笑）。より強調する場合は「～だこって」になります。

それでネットで検索したら、柏崎のイベント情報サイトの名称が「だこて」というらしく、笑ってしまいました（こちらのサイト）。たぶん、方言の「だこて」から付けたのでしょう。

在宅勤務ではメールやチャットなど、テキストメッセージのやり取りがほとんどですので、気がつくと、家族以外、誰とも会話していない日が結構あります。

このような生活が長く続くと、自分の中で方言がじわじわと復活してくるような感じがします。仕事の会話でも、つい出てしまうかもしれません。というか、たぶん出ていると思います…。(^^;

私は方言というのは、失うべきではない貴重な存在だと思っています。以前、花ボラで青森出身のメンバーの方が「じゃんぼ」って分かる？と言うので、大きな人ですか？と答えたら、「髪の毛」のことだと教えてくれました。実に世界は広いです。(^^)


（2018年5月に柏崎のマスコットキャラクター「えちごん」と一緒に撮影）