仕事でドイツに出張してきました。以下、メモ書きを残しておきます。
◇ ◇ ◇
2019年9月8日(日)。昨夜は仕事の準備で3時までかかってしまった。眠い。やり残した仕事は出張の途中でやるしかない。
昼ごろに家を出た。台風15号が接近中で温度や湿度が高く、汗がダラダラ出る。天気が荒れるのは今夜から。飛行機は14時に飛ぶので、台風の影響は受けないと思う(⇒実際、受けなかった)。
新しく買ったワイヤレスのヘッドホンが超便利。荷物が多いときは、配線がなくなるだけでも助かる。4000円弱の中華品だが、音質も良く、これで十分である。
ただし、飛行機内では昔ながらのステレオミニジャックにつなぐ必要があるので、有線のヘッドホンも持った。
海外出張の際は、忘れ物をしないように注意する。ところが、あんまり完璧主義に陥ると、神経過敏になって、何か重大な忘れ物があるような不安感に襲われる。最悪、パスポートとお金とケータイさえあれば、何とかなるという割り切りも必要かもしれない。
◇ ◇ ◇
13時ごろに羽田空港の出国審査を通過。自動化ゲートは事前予約してないと使えないらしい。が、普通の顔認識ゲートは大丈夫だった。何が違うのだろう。顔認識ゲートでいいじゃん。
待ち時間はあまりなく、すぐに搭乗が始まった。オンラインチェックインで座席は通路側を確保しておいた。ビジネスクラスのすぐ後ろ。かなり前の方だ。そのほうが乗り降りが楽でいい。
隣はドイツ人風の男性とアメリカ人風の女性で普通にいい人そうだった。通路側だと、トイレの際に席を譲る必要があるが、ついでに立ち上がって運動ができるのでありがたい。その分、映画が途切れ途切れになるので、内容がなかなか頭に入ってこない。
機体の映像設備は少々古く、画面は小さめでタッチスクリーンの感度は悪い。映画コンテンツもそんなに豊富ではなく、これは本を読んだほうがいいかなと思った。
機内食はおいしかった。
どういうわけかルフトハンザは機内がめっちゃ寒い。途中で上着を着た。上着を持ってこなかったらアウトだった。
深夜0時。欧州では17時。さっき食べた機内食が夕食だったわけだ。なんだか、暑くなってきた。
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深夜1時30分(欧州18時30分)ごろにフランクフルト空港に到着。入国審査は何も聞かれなかった。隣の人などはあれこれ聞かれていたから、たまたまだろう。
フランクフルトは天気が悪く、空が曇って少し雨が降っている。空港出口に向かい、そのまま駅まで歩いた。
さて駅で切符を買おうとしてはたと困った。ドイツ語が読めないので、どの自販機で何を買ったらいいのか、よくわからないのだ。そして空港から来た人が列を作っている。みんなよくわからないらしく、1人が買うのに15分くらいかかっている。
そのうちに、間違って1日乗車券を買ってしまったから現金と交換してくれとかいう面倒くさいオッサンが現れた。観光客を狙った詐欺かなと警戒した。
次に中国人の女性が、自販機はこっちの緑がいいですよ、このボタンを押して、これを買って、そして私にチップをくださいという。これまた怪しいと思い、買わなかった。すると、私を信じて!という。
ごめん、信じられないと思い、iPhoneでチケットの買い方を調べてみた。が、サイトの情報が古かったのか、やっぱりよくわからなかった。いろいろ試したが、結局先ほどの中国人の女性が教えてくれた方法が正しかったようだ。疑って悪かった。
そうだ、やはり悪い人ばかりではないんだ、なんて思っていたら、さっきまで見ていたiPhoneが見当たらない。あちこち探したけど、やっぱりない。
まさか、すられた?さっき声をかけてきた人がスリだったのかなどと考えた。iPhoneがなくなったら、大変だ。軽くパニックになった。
そうだ、失せ物タグの「tile」でiPhoneを鳴らしてみようと思い、ボタンを押したが、どこからも音楽が聞こえない。これは絶望だ。・・・と思ったら、大きなリュックの中に入っていた。助かった!
◇ ◇ ◇
そんなこんなで冷や汗をかきつつも、なんとか電車に乗ってフランクフルト中央駅へ。でかい。駅というよりは、巨大な列車置き場という感じ。そしてホームの近くにはフードコートなどがあって便利そうだった。
ホテルは駅のすぐ近く。フロントのおばちゃんはいい人で、気持ちよくチェックインできた。ただ、やたらと書類に記入する場面が多かった。オンラインで入力していなかった自分が悪かったのだろう。
部屋はびっくりするほど広く立派だった。設備は古いが、これだけ広ければ、問題ない。あとはもう少し簡単に電車に乗る方法を調べれば、明日からなんとかやれるだろう。
日本はちょうど台風15号が関東を直撃しており、自宅のぶどう棚とかがどうなったか心配だった。家族とLINEでいろいろ連絡を取り合ったが、それほど大きな被害は出ていないようだった。
風呂はシャワーの出方がよくなかったが、まあなんとか使えた。ところで、この部屋には空調がない。しかし、窓を開けるとクーラー並みの涼しい風が入るので、今のところ困らない。
ただ、通りは車の往来が激しく、騒音が大きいから寝るときは窓を閉めなくてはならないだろう。23時30分に寝た。
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