日曜日、桑袋ビオトープ公園で「ヒラタケのほだ木づくりに挑戦」というイベントに参加しました(昨年参加した時の様子)。今年もお持ち帰り用のミニほだ木をいただくことができました。担当のスタッフさんはあおやまさん(ゴルゴさん)と、いさかさん(いっちゃん)です。
キノコは、ビフィズス菌や青カビ、納豆菌などと同じ菌の仲間。だから、キノコを食べることは菌を食べることと同じなのだそうです。(^^; そして、キノコ菌は木や落ち葉、土、虫などを食べて生きています。菌同士が食べ合うこともあるそうです。今回のイベントで使うヒラタケ菌は、他の雑菌に対して強く、育てやすいとのことでした。
さて、キノコの解説を聞いた後、サンクチュアリのほだ木を見に行くことに。なお、「ほだ木」とはキノコ菌を植えつけた丸太のことで、菌を植え付ける前の丸太を「原木」と呼ぶのだそうです。
以前作ったほだ木。シイタケが生えています。白くなっているところはナメクジが食べた跡。
朽木が柔らかくフワフワなのは、キノコ菌が木を食べて分解してくれたから。
そして、朽木は虫たちの格好の隠れ家に。今回も朽木の中からハサミムシが見つかりました。
ということで、ほだ木づくりスタートです。
今回はかなり強力なドリルが準備されており、穴あけはあっという間でした。
ヒラタケ菌を含んだ種駒を打ち込んでいきます。
サンクチュアリに設置するほだ木は、その場で伐採したクワの木でした。一方、お持ち帰り用のミニほだ木はサクラの木。しかも安全性に配慮して業者から仕入れたものなのだそうです。
種駒を打ち込んだほだ木をリヤカーに積み込み、
サンクチュアリへ。ちなみにサンクチュアリとは「聖域」のこと。普段は入れないようになっています。
地面に直接触れないよう布を敷いてからほだ木を並べ、
上に布をかけて、
水をかけて湿らせます。
ここで雪が降ってきました。
一方、ミニほだ木の方は、下記のスケジュールにそって管理するそうです。
◇ ◇ ◇
ということで、自宅に持ち帰ったミニほだ木です。布はずいぶん前に都市農業公園の旧・自然環境館のスタッフさんからいただいたコーヒー豆の袋を使用してみました。
こんな感じに湿らせておきました。
昨年のイベントで作ったシイタケのほだ木は、1年が経過し、こんな感じになっています。まだシイタケは出てきていませんが、もう少し様子を見たいと思います。フライが中学2年生くらいになると、シイタケやヒラタケが見られるのではないかと期待しております。(^^;
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