工房棟前の花壇に小型耕運機を入れて耕しました。これは花ボラにとって初の試みです。自分にとっても耕運機の運転は初めてのことで、貴重な体験をさせてもらいました。
耕運機は「管理機」ともいうみたいですね。わずか4馬力の機械ですが、大人10人分の働きをするそうです。実際に使ってみると、10人以上の働きと感じました。もし自分で菜園を作るなら必須アイテムかも。
一体いくらするのだろうと思って、ネットで中古品(クボタTMA4型)のオークション価格を調べたところ、数万円でした。意外と安いんですね。
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作業を始める前に、農業班のお兄さんから操作方法や注意事項を教えてもらいました。
エンジンを掛け、ギアを前進1、2、後進などに入れてクラッチをつなぐと進む点は普通のクルマと同じです。
違う点は、耕すためのローターがあること。ローター用のクラッチ(ギア?)が別途あり、ここでローターの回転を制御します。
全体のクラッチは左手のレバーを押し下げるとつながり、引き上げると切れる仕組みでした。運転中は左手で常にクラッチを切る準備をしておかないと危険です。
実際に耕す際には右手のアクセルレバーでエンジンの回転数を少し上げます。そうしないと負荷でエンストしてしまうのだそうです。
前進しながら耕すとローターが根っこに引っかかった際にローター部分が跳ね上がって危険なのだとか。そこで後退しながら耕す方法を教えてもらいました。これだと速度は遅いですが、ローターが跳ね上がらないので安全なのだそうです。
根っこが引っかかると、クラッチが滑ってキュルキュルという音が響きます。クラッチの摩耗を防ぐため、すぐにクラッチを切るか、またはローター部分を少し持ち上げて浅く耕すようにすると回避できます。
運転はクセになるほど面白く、しかも肉体的に全く疲れないので、ずっとやっていたい気持ちになりました。
(↑娘、涅槃像のようになってます)
(ブドウを食べながらゴロゴロ)
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一面を耕した後、軽トラでバックヤードの堆肥を取りに行きました。
(ハサミムシがたくさんいました)
堆肥をまいて、再び耕運機で全体を耕します。花壇全面がフカフカになりました。
終了後、耕運機のローター部分を見たら根っこがぐるぐるに絡みついていました。残念なことにその写真を取り忘れてしまったのですが、ブレード部分がほとんど隠れるほど激しく絡みついていました。絡みついた根っこを取り除く作業が大変で、農家の人たちはどうしているのだろう?と思ったりしました。
(根っこを取り除いたあとの様子)
完成です!来週、レンガで区画を設ける予定です。
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気づいたら、娘が泥まみれになっていました。田んぼでザリガニを採ってきたそうです。
おまけ動画:
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