都市農業公園の節分イベントを見学しました。節分とは、本来は季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の各前日を指すらしいのですが、室町時代から春の節分に重きが置かれるようになり、節分と言ったら立春の前日(2月3日)を指すようになったそうです。
昔、暦として使われていた太陰暦は、1年で11日もの誤差が生じてしまうため、それとは別に季節を知るための暦のようなものとして、「二十四節気」が使われていました。ここでは1年は大寒で終わり、立春から始まるため、1年の節目として春の節分が重視されていたようです。
さて、季節の変わり目には鬼や魔物がでるということで、鬼たちが苦手な柊鰯を飾ります。柊は葉が尖っているし、鰯の頭は臭いから鬼が嫌がるのだとか。
また、豆は「魔滅」にもつながることから、これを投げて鬼を祓うのだそうです。
で、良い大豆を見分けるには、
このように大豆を坂で転がします。遠くまで転がった豆は、丸く重く品質が良いのだとか。
さて、説明も終わり、大豆を取りに行こうとしたら、納屋の中から鬼が出てきました。突然のことだったので、小さい子は怖がって泣いていました。
でも、こうやって座ってると、結構かわいい感じ。
なんと、鬼たちは大事な大豆を持ってきてしまっていたのでした。ガーン!
しかし、もう一つの納屋に別の大豆があり、子どもたちはそれを鬼たちに投げつけました。鬼は~外、福は~内!
すると、鬼たち、向こうへ逃げていきました。さよなら~。
鬼退治も終わり、大豆を炒ってお菓子を作りました。
うまそう。
こちらは大豆に醤油砂糖を絡めたお菓子でした。
◇ ◇ ◇
イベント終了後、梅林を散策。これは月影。
八重寒紅。
福寿草も咲いていました。
これは寒桜です。明日は立春。もう春ですね。
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