パリの風景(5)ブドウ畑~ジュテームの壁

2018年10月9日

旅行

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サクレ・クール寺院を出て、そのままモンマルトルの丘を散策した。








モンマルトル美術館は見る余裕がなかった。






ラ・メゾン・ローズ(La Maison Rose)というお店。




この辺りは撮影によく使われるのかな?




ブドウ畑。フランスに行ったら、ぜひ見たいと思っていたのだが、モンマルトルのブドウ畑は思ったよりこじんまりとしていた。




なんと、ブドウ棚になっていない。実はブドウの栽培には「棚栽培」と「垣根栽培」があり、ワイン用のブドウは垣根栽培で作られるらしい。その方が1本の木から採れるブドウの数が少なく、凝縮感の高いワインが作れるのだそうだ(参考ページ)。




モンマルトルは起伏が激しく、荷物を抱えての移動は大変だった。






ところで、パリは公衆トイレがほとんどない。みんなカフェやレストランなどの有料施設に入って済ませているようだ。






地下鉄のアベス(Abbesses)駅に到着。もう、そろそろ帰らなくてはならない。




最後にジュテームの壁(Le mur des je t'aime)を眺めることにした。世界の300以上の言語で「愛してる」と書いてあるらしい。




日本語を発見。




ここにもあった。




意外とたくさんある。でも「て」が抜けている。




こっちは「き」が抜けている。




英語のアイラブユーを探すのに苦労した。




さすがにフランス語のジュテームはど真ん中に書いてあった。




動画はこんな感じ。




◇     ◇     ◇


さて、いよいよパリともお別れである。アベス駅の長いらせん階段を下っていく。




ここで恐ろしい落とし穴があった。らせん階段がとても長いのだ。地下のホームまで深さが36メートルもあるらしい。荷物を抱えた足の悪い男が下るのは大変である。途中、ふと見るとエレベーターがあった。助かった!と思って乗り込むと、なんと「上り」だった。一瞬でふりだしに戻った(笑)。な~に、エレベーターで下れば済むことだと思ったら、下りは乗れないらしい(No entryと書いてあった)。ということで、もう一度長いらせん階段を下ることになってしまった。orz


(エレベーターから一度降りると、再び乗り込むことができない。なんで?)


次の落とし穴は、マルカデ・ポワッソニエール(Marcadet - Poissonniers)駅である。地下鉄の4番に乗り換えようとしたのだが、その方向にバッテンマークが書かれていた。どうやら工事か何かで行けないらしい。仕方ない、戻ろうと思ったが、反対ホームに行くルートがなく、出口しかない。困ったなと思いながら、二つほど先の駅に進むと、ようやく反対ホームに行くことができた。結局、地下鉄の12番をコンコルド(Concorde)駅まで戻って1番に乗り換え、シャトレ(Châtelet)駅でRERのB線に乗って空港まで行けた。




私はiPhoneのGoogleマップで地下鉄の経路を検索していたのだが、こういったトラブルもあるのだなと勉強になった。後でよく見てみると、Googleマップの経路に「⚠ダイヤ変更」というのがあって、そこをタップしたら、フランス語で「メンテナンスのため、マルカデ・ポワッソニエール駅は使えません」と出た。使えねーなら、経路に出すなよ!と思ったが、仕方がない。次から気をつけよう。

なお、RERのB線では車内で急に大きな音楽が鳴り始めたが、もう何が起きても驚かないな~と思った。




◇     ◇     ◇


空港の自動機でチェックインを済ませた。検査で少々待たされたが、何の問題もなく進むことができた。出国窓口で何を聞かれるのかと思ったら、検査官はカタコトの日本語で「ゲンキデスカ?」「パリヘヨウコソ」「サヨナラ」と言ってニッコリ笑うだけだった。

検査も緩かった。アメリカでは飲み物とかを没収されたり、何にも持っていないのにX線検査に引っかかって調べられたりするが、こちらの空港職員はみんなのんびり働いているようだった。

さて、最後に空港でお土産を買っていたのだが、あまりのボッタクリ価格に悩んでいたら、飛行機の時間が迫っているのに気づかず、ギリギリになってしまった。最後まで気が抜けないものだ。

シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG)から羽田空港(HND)へのフライトはロシアの上空を通るようだ。窓からツンドラ地帯が見えたのかもしれないが、私は映画に夢中で見過ごしてしまった。




帰りはなぜか映画のメニューが違っていた。

「インクレディブル・ファミリー」。期待通りに面白かった。もう完全にイラスティガールが主役である。

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」。チューバッカやランド・カルリシアンとの出会い、ミレニアムファルコンに乗る経緯などが描かれていて、まあまあ面白かった。でも、何より女性型ドロイドの「L3-37(エルスリー・スリーセブン)」が超毒舌で可愛らしかった。

「ピーターラビット」。ダメだこりゃ。アルプスの少女ハイジを台無しにしたトライのCMと同じ臭いがした(あくまで個人的な感想です)。

「となりの怪物くん」。まあ、アニメ版の方が面白いかな。

「ジオストーム」。またお決まりの災害映画かと思ったら、まあまあ面白かった。

(メモ書き終わり)


◇     ◇     ◇


ということで、仕事は大変でしたが、楽しいパリ出張でした。個人的にはアメリカよりもフランスのほうが馴染める感じでした。(^^)


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