川あるきの日(東武線鉄橋下~堀切橋左岸)、ミンミンゼミ交尾中

2014年8月17日

荒川ビジターセンター 自然観察 生きもの 川あるきの日

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日曜日は荒川ビジターセンターの自然観察会「川あるきの日」へ。前回の川あるきを担当したもよちゃんからの伝言があり、カンタンかヒロバネカンタンかは「ヒロバネカンタン」、大量発生していたのは「トサカフトメイガの幼虫」、イナゴの幼虫は「コバネイナゴ」とのことでした。前回の記事に追記しておきました。ありがとうございました。m(_ _)m

さて、今回の集合場所は東武線鉄橋下左岸です。我が家から最も遠い場所でして、どうやって行こうか悩みましたが、結局車で出かけました。(^^; 今回は解説員の遠藤さんと、まーちゃんという研修生さん?が来られていました。




アメリカタカサブロウか、在来のタカサブロウ(モトタカサブロウ)か・・・。区別は難しく、たぶん前者だろうとのこと。たくさんありました。




木の上にツマグロヒョウモンのメス。翅がボロボロでした。




オオイヌノフグリ。確か前回も見たような。夏でも咲いているんですね。




左上がアブラゼミ、右下がミンミンゼミ(交尾中)。セミってハート型になって交尾するんですね!(^^) 交尾中のミンミンゼミ、左がオスで右がメス。ちなみに、ミンミンゼミなど多くのセミは翅が透明なのに対し、アブラゼミは翅が不透明で海外では珍しいそうです。そのため、わざわざアブラゼミを採りに海外からくる人もいるのだとか。




アオドウガネ。食べているのはイタドリの葉。




シロテンハナムグリ。頭部(口)の先端が凹んでいるのが特徴とのこと。




コアシナガバチ。腹部第3、4節に黄色の斑紋があるのが特徴とのこと。






キクイモの花が咲いていました。




ミチヤナギ。花がかわいい。




前回もいたコバネイナゴの幼虫。




コバネイナゴの成虫。




一度捕まえると、しばらく手の上でじっとしています。放心状態なのかな?




トノサマバッタの幼虫。この子も逃すときになかなか逃げませんでした。




ニホンカナヘビ。




エノキの実。甘いよと聞いて食べてみたら、本当に甘かった!タネが大きく、果肉はほんの少しですが、味は悪くないです。ただし、黄色いのは渋かった。赤黒いのがおすすめ。




ウミネコ。




コブシの実。コブシの由来は、このデコボコが握りこぶしに似ているかららしいけど、どうやったらそう見えるんだろう?




帰りに見かけたナガコガネグモのメス。




シオカラトンボのオス。ほかにも、たくさんトンボが飛んでいたけど、種類はよく分かりませんでした。




今回はミンミンゼミの交尾を見られたのがよかったです。セミのメスは産卵管を枯れ枝や樹皮に突き刺して卵を産み、次の年に孵化した幼虫が木を降りて土に潜るのだとか。最初から土に卵を産むのかと思ったら、違うんですね。

この習性を利用し、卵が産み付けられた枯れ枝を取ってきて、卵からセミを飼育することができるそうです。土の中で幼虫を育てる際、アロエの樹液を吸わせると良いのだとか(参考ページ)。アロエ、うちにあるから今度挑戦してみようかな。(^^)


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