足立区生物園の昆虫飼育ボラ、今回は座学「飼育講座~チョウ編~」でした(前回の様子)。講師はチョウ班のみずおちさん。
チョウは決まった食草しか食べませんが、こういうのを「寄主特異性が強い」というのだそうです。
チョウの幼虫は一度病気になると、体調が回復することはほとんどないため、あらかじめ病気にならないように良い食草を与え、清潔にして過湿にならないように注意することが重要。なお、健康な幼虫とそうでない幼虫の見分け方は下記の通り。
ただし、サナギになる直前に出す「蛹便(ようべん)」、脱皮する直前の「眠幼虫」は病気と間違いやすいので注意が必要。眠幼虫は脱皮直前なので、先端に「古い頭」がある。古い頭の根本にあるのが「新しい頭」。この時は触らないように注意する。
飼育作業、実践編。まず、食草を拭いて綺麗にする。
次にプラケースを開けずに、幼虫の健康状態を目視でチェック。問題なければ、ケースを開けて掃除する。
最後に新しい食草を入れて完成。
我が班にやってきたのは、見るからに元気そうな子でした。
おもわず、手に乗せてしまう可愛さ。
あっという間に作業完了。実際のボラ作業では、これが延々と続くので大変です。私は最近やってないけど。(^^;
◇ ◇ ◇
終了後、生物園内を散歩。ピラルク、大きくなったなあ!
リュウキュウアサギマダラ。
キチョウ。
オオゴマダラ。
卵。
バタフライガーデン。楽しそう。(^^)
池のオタマジャクシがすごいことになってた。
フクロウ、かわいい。(^^)
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