夢の話ほど、くだらないものはありません。私はいい年をしてよく夢を見るので、たまにその内容をカミさんに話したりしますが、「そのバカバカしい話を今すぐやめてくれ!」といつも言われます。それでも、ちょっとメモ代わりに書いてみようと思います。
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※以下はすべて夢の話で、現実とは何の関係もありません。
セラミックス研の話
場所はたぶん長岡の大学。自分は学生で、所属する研究室を決めるために、友人と一緒に見学&お手伝いをしている。X線の装置に入れる試料の表面に、液体を塗るように言われたが、液体が弾かれてうまく塗れない。
もう夕方だし、そろそろ帰ろうかと友人に話していると、教授が帰ってきた。試料を見せると、液体にセラミックスの粉が混ざっていないと言い出した。いや、そんな話は聞いていないと思ったが、教授は次の会議で忙しいらしい。
それで助手かマスター2年のお兄さんに話を聞いた。X線の装置にかけるためには、セラミックス粉を混ぜた液体を試料の表面に塗るのだそうだ。そのお兄さんはイケメンなのに、ものすごくボソボソと話すので、聞き取りにくい。
さて、そのお兄さんは巨大な水槽のようなX線装置でセラミックスの研究をしていた。水槽部分にはサケが何匹も泳いでいる。サケが泳ぎ回ると、水に溶けたセラミックスの成分がうまく攪拌されて具合いがいいのだそうだ。この水は、普通の水よりもミネラル成分が多く、攪拌しないとそこら中にすぐに石が付いてしまうという。
渓流の水を再現しているそうで、飲んだらうまいかも…と言っていた。研究で渓流に出かけることも多く、帰りには温泉に入ってくるのだそうだ。遠くに行くのかと思ったら、大学の裏の川だという。そういえば、そんな川が流れていたっけ?と思い出す。
研究室を選ぶ際には、就職先が気がかりである。セラミックス研だから、京セラとかかなと思って聞いてみると、京セラではないが、関西方面の企業とつながりがあると言っていた。研究室選びはまだ1件目だから、よく分からないけど、ここは面白そうだなーと思ったところで目が覚めた。
川沿いの霊魂が集まる道の話
仕事で出張中である。起伏の激しい住宅街を歩いていると、ケータイに電話がかかってきた。実家の近くで大地震が起きたという。家族は無事だが、一応合流しようという話になった。たぶん、このまま住宅街を抜けて、川に沿って山の方に入っていけば実家に着けそうだと考えた。
しかし、どうもケータイのナビ画面に表示される道が不正確なようだった。しばらく歩くと、大きな農家に突き当たった。そこに老人がいて「ナビで道が表示されるのは、地下に新しい道ができたからだ。ここからは道に入れない」という。
この老人はきっと嘘をついているに違いないと思い、周りを見ると、うす汚れた崩れかけのアパートがあった。そこの階段から、地下の道に行こうと思ったが、狭い上に今にも崩れそうなのであきらめた。
ふと見ると、川に沿ってあぜ道のような小道がある。そこは通れるのかと聞いたら、老人は通れると言った。なーんだと思って、川沿いの道を歩いていくと、だんだん山が深くなり、あまり人も入り込まないのか、川の水がキレイに透き通って、泳いでいる魚がたくさん見えた。
ところが、道の先にはフェンスが立っていて、それ以上進めない。近くで釣りをしている人に、この先は行けるのか聞くと、「ここはフェンスがあるけれども、みんな通っているから大丈夫だ」と教えてくれた。クルマは通れないが、人は通れるという。
そして、この川沿いの道は死者の霊魂が集まる道なのだと教えてくれた。しかし、人間にはまったく危険がないから安心していいと言う。そこで、道を歩いていくと、山はますます深くなり、霊魂のような得体の知れない浮遊物がたくさん出てきた。先に進もうと思ったところで目が覚めた。
生きもののウニという形態の話
場所は自宅前。大勢で自然観察をしていると、いろんな生きものに「ウニ」という形態があるらしいことを知った。それは死んだように体がゼリー状になって、透き通っているのだ。でも生きているという。自然観察の先生が、これは○○のウニ、これは××のウニだと説明している。
サナギの形態なら知っているけど、ウニなどという形態は聞いたことがない。それで、先生に詳しく聞きたいと思ったが、周りには子どもたちがたくさんいるし、先生も忙しいのか取り合ってくれない。
そういえば、以前アルゼンチンオオアリというのを見た時、生命に危険が迫ると、何とかという状態に変化して、エネルギー消費を抑え、体の再生を促すという話を聞いたことがあった。それで、先生に「ウニは傷ついた体を再生するための形態なのでは?」と聞いた。
すると、先生はニヤリと笑って「正確には違うが、だいたい合っているよ」と言った。先生は「それじゃあ、後半はウニの話でもしようかー」とみんなに言って、どこかの廃墟だか、洞穴だかに行くことになった。そこで自分はサンダル履きだったことに気づき、こんなサンダルで行けるだろうかと心配する。そこで夢が覚めた。
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