キリシタン弾圧の映画を見て

2020年8月9日

映画 宗教

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遠藤周作の「沈黙」を映画化した「沈黙-サイレンス-」を見ました。長崎のキリシタン弾圧の話です。私はキリスト教徒ではありませんが、弾圧の内容は実にひどいもので、大変衝撃を受けました。(T_T)

まったく江戸時代の日本人は野蛮なことをしたものだ、などと呆れていたら、NHKスペシャル「戦国~激動の世界と日本~」を見て、複雑な気持ちになりました。キリスト教の宣教師たちは、日本を足がかりにアジア征服を狙っていたというのですから、もうどちらが悪いのか分かりません…。

今日は長崎原爆の日です。広島や長崎の原爆被害の惨状を見聞きするたびに、とてもまともな人間のすることではないと思います。特に長崎なんてキリスト教徒もたくさんいただろうに…。その一方で、そもそも真珠湾攻撃を仕掛けた日本人が悪いという意見もあるのでしょう。うーむ。


(写真はイメージです)

こういう難しい問題に、子供はどう答えるでしょうか。娘に聞いてみたところ、即座に「争いごとをしないほうがいい!」と言っていました。そうですね。争いごとはしないほうがいい。それがいい。

大好きな宮沢賢治の言葉を借りるなら「決シテ瞋ラズ」、または「北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ」でしょうか。

しかし実際には、争いごとのなんと多いことか…。争いごと、やめたいですね。


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