カブトムシ・メモ

2016年9月4日

t f B! P L


以下、カブトムシの飼育メモです・・・。(^^;


7月下旬、カブトムシをもらってきた
2日前にカミさんと娘がとある神社のお祭りでカブトムシのメスを1匹もらってきた。そして今日は娘の幼稚園からオス2匹、メス1匹をいただいた。これでオス2匹、メス2匹がそろった。


さっそく交尾させる
交尾させるには、オスとメスを同一ケージに入れる必要がある。その際、マットを敷くとメスが潜ってしまい、交尾しにくいらしい。しかし、ツルツルの床ではカブトムシが転んで起き上がれずに死んでしまう危険性があるため、樹の皮などを薄く敷くといいらしい。今回はゼリー入れの木などを並べることにした。

オス2匹を同時に入れると喧嘩してしまう懸念があるが、面倒なので全員を一緒にした。3日間ほどオス、メスを一緒にしておけば交尾は完了するらしいが、念のため1週間この状態で飼ってみる。

カミさんと娘がもらってきたメスは食い意地が張っていて、ものすごい食欲である。オスの方が追いやられているような感じだ。それにやたらと歩き回る。もしかすると、すでに交尾が済んでいて、卵を産むためにたくさん食べて、土に潜ろうとしているのかもしれない。今度、産卵用のマットを準備して、そちらに移して様子をみたい。


8月初旬、産卵させる
オス、メスを一緒にしてから1週間が経過したので、産卵のフェーズに移る。プラケースにマット(10リットル)を硬めに入れた。マットは園芸用の安い腐葉土でもいいらしいが、海外の針葉樹などが含まれていることもあり信用できない。そこで今回はペット屋で売っている普通の完熟マットを使用した。ここにメス2匹を入れて、餌台を設置、9月まで飼育する。メスは早速マットの中に潜っていた。その間、オスは別のケージで飼育することにした。


8月中旬、割り出しを行う
産卵開始から約2週間が経過し、産卵用のプラケースの底面に20匹ほどの小さな幼虫が見えている。メスはほぼマットの中に潜りっぱなしで姿を見せない。メスが土の中をかき回して卵や幼虫がダメになるのではないかとも思うが、とりあえずそのままにしている。




一方、連日の暑さでマットが乾き気味のような気がする。そこで、マットに湿り気を加えるとともに、飼育密度を半分に下げるため、割り出しを行った。まず、大きな容器に幼虫の入ったマットを広げる。次に、確認できる範囲で幼虫を別の容器に移す。ここで数を数えたら42匹ほどいた。

乾燥した古いマット10リットルに新しいマット10リットルを加え、水を加えて軽く混ぜ、適度な湿り気に調整した。古いマットには卵や幼虫がまだ残っている可能性が高いため、混ぜる際にあまり力を加えないように注意した。プラケースの数を2つに増やし、それぞれに混ぜたマットをふんわりと入れ、幼虫を半分ずつ投入した。中に幼虫や卵がいる可能性があるため、今回はマットを固めなかった。




ちなみにカブトムシが産卵する場所はカチカチに詰まったマット底部で、幼虫もそういう環境を好むようだ。したがって、次にマットを交換する際は、固く詰めたほうがいいかもしれない。実際、生物園でもそうしている。また、その際に飼育密度をさらに半分くらいに減らすと良いだろう。ビンに入れて個別に飼育する手もあるが、面倒なので今回はプラケースで多頭飼育する。冬は冬眠するため、屋外などに置き、たまに土の湿り気を確認する必要がある。


8月下旬、成虫を埋葬する
すでに成虫はメス2匹、小さなオス1匹が死んだ。残るは大きなオス1匹だけだが、先行きは短いように見える。夏の終わりとともにカブトムシの成虫は一生を終えるようだ。花壇に埋めるなどして土に還してあげるといいだろう。


9月4日、幼虫のフンを取る
幼虫も大きくなってきたと思うので、フン取り作業を行う。その際にプラケースを増やして飼育密度をさらに半分に下げる。また、冬眠の場所を決めておいた方が良い。今と同じ階段の途中でも行けるだろうか。




幼虫の数を数えたら、なんと67匹もいた。前回カウントした時は42匹だったから、さらに卵が孵ったのだろう。


(これはほんの一部)


◇     ◇     ◇


おまけ:

娘に幼虫を見せたところ、意外にも「かわいい~」と喜んでくれました。




動画も撮ってみました。娘は過去の事象をすべて「さっき」と言うので、ご注意ください。




このブログを検索

自己紹介

自分の写真
都市農業公園の花ボランティアに参加しています。自然や生きものが好き。

ブログ アーカイブ

ページビュー

QooQ