帯状疱疹になる

2022年11月3日

健康

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2022年11月2日(水)。会社でインフルエンザのワクチン接種がありました。予診票に「水疱瘡(みずぼうそう)」という文字があったので、お医者の先生に「先月、帯状疱疹(たいじょうほうしん)になったのですが、大丈夫でしょうか?」と聞いてみました。「はい、大丈夫です!」とのことでした。

帯状疱疹は、それまで休眠状態だった水疱瘡のウイルスが急に目覚めて暴れ回ることで起きるそうです。子供のときに感染して治っても、水疱瘡のウイルスは体内の神経節に潜んでいます。ストレスなどによって体の免疫力が低下すると、封印されていたウイルスが暴れ出します。

先生によると、帯状疱疹は最近増えているのだそうです。昔は水疱瘡の子供がそれなりにいたので、人々は常にウイルスにさらされており、免疫系が鍛えられていたのだとか。しかし、最近は水疱瘡のウイルスと接触する機会がほとんどなくなったので、免疫系が弱って反乱を許す事態に陥っているとのことでした。

「50歳を過ぎたら公費で帯状疱疹の予防接種ができるので絶対に受けたほうがいい」(先生)と教えてもらいました。一度、帯状疱疹になったら、もうかからないんじゃないですか?と聞いたところ、そんな甘いものではなく、高齢になってからかかると、神経が傷き、治ってからも痛みが消えない後遺症に悩まされるとのこと。今回は後遺症が残らなかったのでラッキーだったようです。

ということで、以下では私がかかった帯状疱疹の様子を紹介したいと思います。グロい写真が続くので、苦手な方は見ないほうがいいです。
(※写真はダミーです。)

※ここから先はグロい写真がありますのでご注意ください。

1日目

左足の大腿筋の辺りが何だか痛い。筋肉痛ではなく、軽く服が触れるだけでピリピリ痛む。大腿神経系がイカれてしまったのだろうか。ついでに腰や足の付け根など、周辺部分も痛い。最近寒くなったせいか、またはストレスの影響だろうか。最近は講演やら対談やらが続いて、ストレスが多かった。

3日目

相変わらず、大腿神経痛的な症状。さらに腰痛がひどくなってしまった。運動不足と体重の増加が原因だろうか。今日は寒かった上に、重い洗濯機を交換したりして痛みが悪化した。風邪をひいたような感じもあり、早めに寝たりした。まったくもって体がガタガタである。

5日目

大腿神経痛ではなく、椎間板ヘルニアかも…。最近は太もも以上に腰痛がやばい。たぶん体重が増えすぎたのだろう。これを機にダイエットをした方がいい。食事を少なめにしてYouTubeの腰痛体操を試してみた。太ももや尻の筋肉がカチコチに凝っている。たぶん、座りすぎが良くないのだろう。なるべく座らないように心がけている。

7日目

あまりに痛みがひどいので、近所の整形外科を受診した。「たぶん坐骨神経痛だろう」(先生)ということでレントゲンを撮ったが、問題は見つからなかった。椎間板はまだ分厚く元気だった。ここに長い間体重がかかって圧縮されると、椎間板ヘルニアなどになってしまうらしい。レントゲンでは大まかなことしか分からないため、正確にはMRIなどで見る必要があるとのことだったが、まあ問題ないだろうということで、湿布や痛み止めをもらって帰ってきた。骨密度が低いので、骨関係の病気かと思ったが、違っていてホッとした。

8日目

坐骨神経痛かと思われた腰痛だが、左太ももの内側に水ぶくれの症状が出たことから帯状疱疹ではないかと思い、整形外科で再度診てもらったところ、「帯状疱疹に間違いない」(先生)ということだった。坐骨神経痛と帯状疱疹は区別しにくいらしい。今日は息子の21歳の誕生日だが、帯状疱疹という未経験の病気になってしまった。

帯状疱疹は体内の神経節に潜んでいる水疱瘡のウイルスが再活性化することで引き起こされるらしい。以前、会社の人が上役のポストに就いたとたん、帯状疱疹でしばらく休んだことがあったが、自分もそれに近い。最初は痛みだけなので腰痛か坐骨神経痛か、などと思われるが、1週間ほどして赤い水疱が表れる。この水疱の中にはウイルスがいるので、水疱瘡のワクチン接種を受けていない赤ちゃんなどには近づかないほうがいいらしい。

9日目

ウイルス用の薬をもらい、1週間続けて飲む。まず1回飲んで翌朝見てみると、赤い水疱がさらに増えていた。この水疱は特徴的で、10個ほどの小さな水疱が直径2~3cmの範囲に集まっている。その水疱の集まりが、太ももの内側や腰まわりなどにいくつも出現する。皮膚の奥から徐々に水疱が出てくるようで、最初はうっすらと見える程度だが、半日や1日が経過すると、赤い水疱が表面に現れ、ミミズ腫れのようになる。

水疱のところはクラゲに刺されたように痒みや痛みがある。ただ、今のところ動けないほどではなく、毎朝子供を学校に送っている。4日間薬を飲んだら、一度先生に見てもらって、問題なければ、1週間続けて飲む。とにかく早めに対処することが重要らしい。今回は比較的早めに気づけたので、まだ良かったほうだろう。

10日目

11日目

近所の整形外科に行って、残り3日分の抗ウイルス薬をもらった。赤い水疱がかなり広がっている。そのうちに赤みが引いて、水疱はカサブタのようになるのだそうだ。痛みは以前よりも軽く、水疱部分が痒いくらいである。

12日目

花ボラで作業をしたら、初期の坐骨神経痛か腰痛か分からないような痛みが出た。帯状疱疹が初期の状態に戻っていると考えれば、抗ウイルス薬が効いているのかもしれないが、結構痛みが復活してしまった。痛み止めを飲むと楽になるが、切れると結構痛くて具合が悪くなってしまう。

14日目

水疱部分が平たく潰れてカサブタっぽくなってきた。ただ、痛みは相変わらずあり、特に腰が痛い。初期の腰痛に戻ったような感じである。最後の抗ウイルス薬を飲んだ。痛み止めはなくなった。夜、痛みが強くなり、仕方なく市販の頭痛薬を飲んだ。腰や骨盤、内臓などがピキピキと痛む。

16日目

カサブタっぽくなってきた。

21日目

よく覚えていないが、この頃になると、痛みもおさまってきたのだと思う。

26日目

34日目

ほぼ治ったと思う。


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